
「資格をたくさん取っても意味がない」「資格より実務経験の方が大事だ」というのは、資格ハンターへの批判としてよく言われる事かと思います。確かに、就職や転職などを意識している場合にはその通りかもしれません。しかし、趣味で資格試験を受けている、色んな資格を集めている場合はこの限りではありません。
楽しいから資格試験を受けている。面白いから資格を集めている。これはもう、知的アクティビティに他なりません。
本記事では、学生時代から様々な資格を取得した筆者が、資格試験の魅力、比較的取得しやすい資格について紹介したいと思います。

資格試験の魅力
自分の能力を試す機会は、どれほどあるでしょうか。学生時代なら、試験という物差しがあるため、分かりやすかったと思います。大人になってからは、中々自分の能力を試す機会はないと思います。
資格試験は、自分の能力を試す事が出来る絶好の場なのです。ターゲットにした資格に合格したならば、それはあなたはその資格に合格する能力を有している、ということになります。自己肯定感も満たされそうですよね。
また、ゲーム的な楽しみ方もあります。様々な分野の入門レベルの資格を取得することで浅く広く自分の知識を広げていくか、特定の分野の資格を最高難度まで取得することで深く狭く自分の知識を尖らせていくか、自分のステータスをどのように育てていくかはあなた次第です。
資格試験は、他の趣味との相性も抜群です。語学が趣味なら語学の検定、スポーツが趣味ならそのスポーツの審判員やインストラクターなど、資格試験への合格をモチベーションに趣味のレベルを高めていけます。
比較的取得しやすい資格
資格の合格難易度は、資格試験そのものの難度だけでなく、個人の能力や得手不得手、学習に割ける時間によって変動する為、一概には言えません。
本項では、「資格試験そのものの難度がそこまで高くない」、「ステップアップを図りやすい」という観点から、いくつか紹介したいと思います。
語学系検定の4級
語学系検定とまとめましたが、要はフランス語検定、ドイツ語検定、韓国語検定、中国語検定などです。大抵の語学系検定は5級から始まり、1級が最難関です。このうち5級については、簡単すぎて受験費用が勿体ないです。
3級になると、文法のある程度の理解や語彙力も求められるようになる為、4級が入り口としては最適です。
資格試験では、下位の級の合格が上位の級の受験の前提になっているパターンも多いのですが、多くの場合、語学系検定の4級は受験要件はありません。
講習会を経て試験を受けられる資格
資格の学校に通う、オンラインで勉強する、参考書を買って独学する、勉強のアプローチは多々あると思いますが、これらが全く不要な資格も存在します。
特定の団体により実施される講習会に参加し、講習会の最後に予定されている試験に合格すれば資格を取得出来るのですが、試験の内容は講習会で習った事がほぼ全てなので、かなり高い可能性で合格出来ます。
アマチュア無線技士などがこれに該当します↓↓↓
まとめ
いかがでしょうか。資格取得はスキルアップは勿論、知識が広がることによりあなたの世界を広げてくれます。
是非、興味のある資格を受験してみて下さい。