ドローンレーサーを目指し、第4級アマチュア無線技士→第3級アマチュア無線技士→第2級陸上特殊無線技士、とステップアップを重ねてきました。
資格だけあっても実務が出来ない典型例になろうとしています。
もうそろそろ無線の資格は良いだろう、ドローンに直結する資格を取ってみよう、ということで令和2年3月22日、第28回無人航空従事者試験第3級を受験してまいりました。本記事はその体験談となります。
受験勉強
ドローン検定3級の合格率は70%以上。
受かるやろ、と甘く見ている自分がいる一方、落ちたら恥ずかしいよな……と無駄に考えすぎる自分がいる。
しかし、今回は資格試験の勉強に臨む際に必ず悩んでしまうポイントの一つが既に解消されている。
それは、参考書選びだ。
ドローン検定と言えば、これ。ドローン検定を実施しているドローン検定協会が出している公式の教科書。
この一冊さえ完璧にすれば絶対合格。その前提が頭にあったので、ストレスなく勉強出来た。
150ページくらいのボリュームで、全162問。
一回全部読んでしまえば、後は問題を解きまくるだけ。勉強にかけた時間は10時間くらい。
試験当日

新橋の会場で受験してきました。
同じフロアで、2級~4級の受験者が集められており、1割4級、7割3級、2割2級といったところ。
1級はいないのかな、と思ってたら、1級の試験は隔回開催で、3月はちょうど開催されない回だったらしい。
開場は14時半から。試験説明が15時から。
試験開始が15時10分から。この時、途中退室の説明がなかったので、終了時間の16時40分までフルで拘束されるのか……と思ってたら、30分程度たった時点で途中退室が許可された。
問題について
多分、これから受験しようとする方が一番気になるのは
果たして、検定で出題されるのは公式の教科書と同じ問題なのか?
答えは、NOです。
教科書にある問題はパーツAの名称を選ばせるのに対して、実際の試験ではパーツBの名称を選ばせる、だったり。
計算問題で与えられている数値が教科書と試験で違っている、だったり。
合格率70%とは言え、全50問中10問までしか間違えられない為、「教科書の問題と答えをそのまま丸暗記」という戦法は厳しいかもしれません。
パーツ名称については覚えるしかありませんが、計算問題は公式さえ分かってしまえば、いくら数値が変えられても対応可能です。
ところがこの計算問題、教科書だと解説が薄いというか分かりにくいというか。問題の答えはあるものの、解説は一切ありませんからね。
というわけで、次回は個人的に分かりにくかった計算問題の解説記事を書こうと思います。
バッテリーに関する問題の解き方についてはコチラ↓↓↓
基礎力学に関する問題の解き方についてはコチラ↓↓↓
結果発表
合否確認用の葉書が送られてくるので、そこに記載されている番号をドローン検定ホームページで確認する。
結果は、「合格」でした!
いやー、見たこともないような問題が3,4問出てたんで、不合格も有りうるか、と心配してたんですけど、良かったです。
次は2級受けようかなぁ、本来の目的だったはずのドローンレースに参加するのはいつになるか……。