PS4の名作中の名作と名高い「Horizon Zero Dawn」。2017年に発売され、2020年現在は続編の噂も囁かれていますね。
個人的やりたいゲームリストの中で常に上位にいたのですが、中々まとまった時間を取れず。STAY HOME期間中にようやく手を出し、ダウンロードコンテンツの「凍てついた大地」含めクリアしました!
記事タイトルにもありますが、筆者は洋ゲーは殆どやった事がなく。何せあの「Grand Theft Auto」すらやった事ないですからね。あると言えば「Detroit: Become Human」くらいか。
洋ゲーって何か操作が難しいイメージがあったんですよね。まぁそんなの勝手なイメージだし、何より一ゲーマーとしてそれだけの理由で名作揃いの洋ゲーを敬遠しているわけにもいかん。
というわけで、以下全クリした記事となります。
※本記事はストーリーに関するネタバレを含みません。
※ストーリーに関する深い考察等は本記事にはありません。というか深い考察を行うだけのスキルが筆者にありません。悪しからず。
ストーリー
舞台は、獣に似た姿を持つ機械(機械獣)が闊歩する荒廃した世界。女主人公アーロイを操作し、機械獣や悪党を退けながら世界の謎を解き明かす、というストーリー。
この機械獣というロマン溢れる存在と、かつては我々が住む地球と同じような文明社会だったはずなのに、なぜ機械獣が蔓延るような世界になってしまったのかという謎、これがこのゲームの大きな魅力だと思います。
クリアにかかった時間
本編で50時間、ダウンロードコンテンツの凍てついた大地含めると70時間かかりました。
メインストーリーの他にサイドクエスト、アイテム収集やダンジョン攻略など遊べる要素は充実しており、やりこむと100時間は余裕で超えると思います。
ゲームシステム
アクション
いやー、操作は思った以上に難しかったですね。慣れればそうでもないんですけど。
コントローラーにあるボタンをフルに使わせるあの感じ。×がジャンプで、〇や□で攻撃や回避、というシンプルなアクションしかやった事ない人間だったので、最初は戸惑った戸惑った。
戦闘中に武器を切り替えて、矢が足りなくなったから作って、なんてことをもたもたやっているうちに敵にやられる、なんてこともしばしば。
それにしても、アイテムボックスを十字キーの左右で切り替えられる事を知った時の衝撃と言ったらね。
中盤までこの操作を知らず、明らかに石を投げて敵を誘導すべき場面なのに石をアイテムボックスから取り出せないもんだから猪突猛進に突撃していったよね。「えー、石どうやって投げるねん」とか呟きながら。アホの極み。
同じ理屈で回復薬も取り出せなかったもんで、中盤まで回復は薬草のみ、という謎の自分縛りに苦しめられてた。
あと、スライディング。これ、説明あったっけ? これに至ってはやり方気付いたのは終盤という。まぁスライディングしながら狙撃、というスタイリッシュで高度なアクションはうちのアーロイには不似合いなんで。
難易度
何を血迷ったか、筆者はHARDでゲームをスタートしました。
結果的には歯応えのある戦闘体験が出来たので良かったとは思いますが、アクションゲームが苦手な人には絶対NORMAL以下をお勧めする。
人間の敵はね、そうでもないんですよ。あくまで人間なんで、空飛んだり火吐いたりしないですからね。(それでもリンチされたらあっという間にやられちゃいますけど)
機械獣は一体一体が素で強い。
新種の機械獣を見つけた時のワクワク感と、「うわ、強そう。。。これ今勝てないんじゃね?」という恐怖感。この感覚を同時に味わえるのは凄い。今思えば、このゲームをやっていて一番楽しかったのはこの感覚を味わっていた時だったかな。
ベロウバックやスナップモウも初見の時は「怖いわー、絶対強いわー」
ストーカーも強かったなぁ。基本、遠距離で戦うことになるとは思うんだけど、何かの間違いで近距離戦闘になった時の、尻尾の一撃。HP半分くらい持っていかれてあっけなく死んで驚いたわ。
ストームバードなんてもう命がけ。人間が戦うような相手ではない。
あと、ロックブレイカー。人間が戦うような相手ではない、ホントに。
ただ、ちゃんと機械獣それぞれに弱点が用意されていて、アーロイ自身の攻撃手段も豊富です。機械獣の弱点を把握し、それに合わせた適切な攻撃手段で的確にヒットさせれば少しは楽になるんじゃなかろうか。
どんなゲームでもそうかもしれませんが、脳筋戦法ではなくタクティカルに振る舞うことが出来れば強いですね。
総評
戦闘は間違いなく楽しい。
人間の敵なんかは、ステルスキルなんかも出来るので、バレないようにどう攻略するか、頭を使うのが好きな人も楽しめる。
機械獣については、機械のパーツを集中的に攻撃することでいわゆる部位破壊が可能で、弱体化を図れる。ただ、動きが激しいので上手く狙撃できるか、これまたプレイヤーのエイミングスキルが問われる。
広大なオープンワールドには、密林、砂漠、雪山、部族の村など、様々な地形が配置されており、アーロイの一人旅を飽きさせない。
ボリュームも申し分ないし、洋ゲー初心者でも楽しめる名作でした。