昨今は、あらゆる趣味・スポーツをテーマにしたアニメ・漫画がありますね。
剣道(バンブーブレード)、弓道(ツルネ)、なぎなた(あさひなぐ)、百人一首(ちはやふる)、麻雀(咲)、射撃(ライフルイズビューティフル)、自転車(弱虫ペダル)、社交ダンス(ボールルームへようこそ)、カバディ(灼熱カバディ)、バレエ(ダンスダンスダンスール)etc
もはや、アニメ・漫画になってない趣味・スポーツを探す方が難しいほどです。※セパタクローやスポーツチャンバラとかはさすがにないだろ……と思ってググってみたら、あるみたいです。マジでなんでもあるな。
これらの作品の魅力として、ある特定の趣味・スポーツについて知ることができる=知らない世界を知ることが出来る、という事が考えられます。
実際に趣味・スポーツを体験・見学しに行くのには体力・時間・金銭とあらゆる意味でハードルが高くなってしまいがちですが、アニメ・漫画という媒体を介してであれば手っ取り早くその世界を覗いてみる事が出来ますよね。
今回は、筆者が本ブログで扱っている趣味に関するアニメ・漫画を紹介しようと思います。
囲碁
紹介するまでもない、有名な作品ですね。「ヒカルの碁」は囲碁がテーマのアニメ・漫画です。
一応あらすじを紹介すると、囲碁になんて全く興味がなかった進藤ヒカルという少年が、平安時代の天才棋士である藤原佐為に取り憑かれ、神の一手を極めるべく囲碁の世界に進んでいく……といったストーリーです。
アニメは全75話あります。75話、と正直長いは長いのですが、見ていると続きが気になって止まりません。OPやEDの曲がこれまた良いんですよねぇ。
よく聞く意見としては、囲碁についての作品なのに、囲碁のルールを知らなくても楽しめるのか、といったものですが、その辺は十分に配慮されています。囲碁のルールを知らなくても、優勢・劣勢や高度な駆け引きが行われていることが非常に巧みに表現されています。
ちなみに、本アニメで囲碁のルールは学べませんが、アニメ本編後のミニコーナーで美人プロ棋士が簡単に囲碁のルールを解説してくれます。
初歩の初歩、といった部分からの解説ですので、このミニコーナーで囲碁を学んでいく、というのもアリだと思います。
なお、ヒカルの碁はもう読んだし、他に囲碁の作品はないかなぁ……という方には「星空のカラス」がお勧め。囲碁×少女漫画という斬新な作品。
登山
「ヤマノススメ」は登山がテーマのアニメ・漫画です。
あらすじを紹介しますと、登山になんて全く興味がなかった雪村あおいという少女が、登山好きの同級生に強引に登山に誘われ、一緒に登っているうちに登山の魅力に気付いていく……といったストーリーです。
アニメは第一期から第三期まで放送されているのですが、第一期は1話5分で、全13話である為、約1時間でサクッと見終える事が出来ます。
作中に出てくる山は全て実在する山であり、「山なんて富士山しか知らねーよ」レベルで登山に興味のなかった視聴者が、聖地巡礼と称してアニメに出てきた山に登りに行く、という影響力を持つ作品でもあります。
もう少し登場人物の年齢層が高めの作品が良いな……という方には、「山と食欲と私」という漫画がお勧めです。こちらの作品は1人登山が好きなOLが、山と山での食事を楽しむ、といったストーリー。
フィギュアスケート
「ユーリ!!! on ICE」はフィギュアスケートがテーマのアニメです。
あらすじを紹介しますと、フィギュアスケートの特別強化選手ではあるものの大会で中々結果を残せていない勝生勇利という青年が、憧れのスケーターと一緒に奮起し世界大会への道を進む……といったストーリーです。
フィギュアスケート、専門用語も多いし試合でどうやって採点してるのかもよく分からない……そういった意見も多いと思いますが、本アニメではそういった方への解説もコミカルに行われます。
舞台は日本に留まらず、出てくるキャラクターも日本人、ロシア人、タイ人、カザフスタン人など、グローバルな気分を味わえます。
また、作中で使用される「Yuri on ICE」というピアノ曲が素晴らしい。綺麗なピアノ曲が好き、という方にはこの曲だけでも聞いてもらいたいです。
まとめ
以上、趣味がテーマのアニメ・漫画の紹介でした。
趣味を始めるきっかけとしてもいい、趣味を続けるモチベーターとしてもいい。
フィクションを上手に活用して趣味に取り組みたいですね。