フィギュアスケートは観て楽しむもの。そう思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、華やかな衣装に身を包み、優雅に氷の上を滑走する選手を眺めるのは、一つの楽しみと言えるでしょう。お気に入りの選手を見つけたり、振り付けや曲に没入してみたり、そこには多様な楽しみ方があります。
しかし、「観ているのもいいけど、やってみようかな」という思考に至る人はあまりいないのではないでしょうか。
理由としては、①なんとなくお金持ちの趣味っぽいから、②なんとなく趣味としてはハードルが高そうだから、③そもそも自分でやるという発想がなかったから、というものが考えられると思います。
本記事では、フィギュアスケートを大人になってから習い始めた筆者が、実体験を元にフィギュアスケートの魅力、始め方についてまとめてみたいと思います。

フィギュアスケートの魅力
筆者は、いわゆるウィンタースポーツの経験がほぼない状態からフィギュアスケートを習い始めました。
最初は、まともに氷の上を移動する事すら出来ませんでした。1年継続した今では、ジャンプこそ出来ないものの、それなりにスムーズに滑走する事は出来るようになったと思います。
他のどんな趣味にでも言える事かもしれませんが、これまで出来なかった事が出来るようになる、成長の喜びが一番大きいと感じています。フィギュアスケートは、他の趣味と比較してこの部分が実感しやすいように思います。
また、普段氷の上を滑る経験はあまりないと思います。スムーズに滑れるようになってくると、氷の上を滑走するのは気持ちいいものです。
さらに、ゲレンデマジックという古い言葉もありますが、氷上では男性も女性も何割増しか美しく見えるものです。予期せぬ出会いもあるかもしれません。
フィギュアスケートを始めるには?
最近は、様々なジャンルでYoutuberの方々が活躍しています。フィギュアスケートの解説動画もありますので、それを参考に独学で始める、というのも100%無理とは断言しません。
ですが、筆者は最初のうちは習うことをお勧めします。
その理由としては、フィギュアスケートは、その性質上、慣れるまでは大変危険なスポーツだからです。
氷に頭をぶつけるとただ事ではすみません。どうしても独学で滑りたい場合は、教室で正しい転び方を身に着けてからにしましょう。
習い始めるにあたっては、まずはお住まいの近くのアイスリンクがスケート教室をやっていないか調べてみましょう。
フィギュアスケートを習うのに必要な費用は?
まずは、実際にフィギュアスケートをやる際に必要なものについて説明します。
筆者が実際に使用している道具についてまとめた記事はコチラ↓↓↓
- スケートシューズ
- 防寒用手袋(レッスンの際に必須なところもあります)
- 防寒用帽子(転倒時のガードにもなります)
- 防寒用上着(想像以上に寒いです)
これらの購入費用が必要になりますが、防寒衣類については、普段使いのもので構いません。スケートシューズは、いずれ購入したくなると思いますが、続けるかどうかも分からない趣味にあまりお金をかけたくない気持ちもあると思います。これから紹介するアイスリンクは、どちらもレンタルが可能ですので、まずは防寒衣類を揃えて行ってみましょう。
関東であれば、以下が通いやすいと思います。
横浜銀行アイスアリーナ
シチズンアイスプラザ
どちらも、週に一回のレッスンで、月謝は10000円を切ります。(※2019年10月時点)
教室に通うために必要な月謝以外には、特に必要な費用はありません。スケートシューズはレンタルが可能ですし、手袋も普段使いのもので構いません。
まとめ
いかがでしょうか。フィギュアスケートは、始めるにあたって費用も敷居もそんなに高くはありません。
大人向けの教室には、20代はもちろん、上は60代前後の方もいらっしゃいます。
本記事を読んでフィギュアスケートに興味を持っていただければ、これほど幸いなことはありません。