
スパルタンレース。聞きなれない方も多いと思います。簡単に説明しますと、世界中で開催されている障害物競争で、日本では2017年から開催されています。
たかが障害物競争と侮るなかれ、最短でも5キロ、約20の障害物があなたを待ち構えており、そのどれもがタフネスとマッスルを要求します。
本記事では、貧弱体質ながら無謀にも出場し、ボロボロになった経験のある筆者が、実体験を元にスパルタンレースの魅力について紹介したいと思います。

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スパルタンレースの魅力
本記事に掲載している画像はあくまでイメージです。実際はもっと凄いです。
障害物競走というと、ハードルを飛び越えたり、平均台を渡ったり、学生時代の経験を思い出すのではないでしょうか。スパルタンレースの障害物はそんな生易しいものではありません。代表的な障害物を紹介します。
・有刺鉄線の下を匍匐前進で進む
・泥水に潜って障害物の下を潜り抜ける
・20キロ以上はある物体を指定された場所まで延々と運ぶ
・槍を的に向かって投げる
実際体験してみた記事はコチラ↓↓↓
有刺鉄線の下を匍匐前進で進んでいる際には、軍隊の訓練を受けているかのような気持ちになりましたし、20キロ以上はある物体を延々と運んでいる際には、ピラミッドを作る奴隷のような気持ちになりました。
これのどこが魅力なの? と思われるかもしれません。確かに、大変です。
しかし、このような経験が出来る事、それ自体が魅力だと筆者は考えます。
また、自分の筋力を試す絶好の場でもありますし、完走後のやり切った感は格別です。
もう少し実益のある観点ですと、スパルタンレースは地方で開催される事が多いです。(過去開催地は神奈川県、千葉県、新潟県など)
レースに参加するついでに、観光や食を味わうなど、旅行として楽しむ事も出来ます。基本的に土・日のどちらかで開催されているので、一泊二日の旅程なら仕事に支障もないのではないでしょうか。
スパルタンレース参加にかかる費用は?
費用は、参加する区分によって違いますので、まずは区分について解説したいと思います。
スパルタンレースには、ビースト、スーパー、スプリントと言った区分があります。この区分は、障害物の個数及びコースの総距離で分けられています。(この他にスタジオンという区分があり、スプリントと同レベルだと言われています。)
これとは別に、参加形式による区分があり、エリート、エイジ、オープンと言った区分があります。エリートは上位者には賞金が発生する本格派、エイジはエリートを年齢で分けた区分、オープンは賞金の出ない区分です。
よほど筋肉や体力に自信がある、という方以外は、まずはスプリント(もしくはスタジオン)のオープンに出場する事を推奨します。
スプリントもしくはスタジオンのオープンに参加する場合、必要な費用は以下となります。(※2019年9月以前に筆者が実際に支出した費用を記載しています。現在は税率の変更により、多少異なると思いますので、ご了承ください。)
チケット:15000円
保険:2000円
消費税:1200円
エントリー手数料:1105円
合計:19305円
これに加え、現地への交通費が必要となります。年に一、二度の趣味兼旅行にかかる費用と考えれば、そこまで高いものでもないと考えます。
まとめ
いかがでしょうか。興味を持った方は、是非公式ページを確認してみてください。
https://spartanracejapan.info/
また、youtubeにも実際のレースについて撮影されている動画や、練習方法について説明されている動画がアップロードされていますので、参考にされても良いと思います。
最低限の筋力は絶対に必要ですが、障害物を超えられなかった場合は、バービーという種目を行えば許されるので、悲観する必要はありません。筆者も、初参加の時は何度バービーを行ったか分かりません・・・。
本記事を読んで、スパルタンレースに興味を持っていただければ、これほど幸いなことはありません。